アカデミー賞受賞俳優の死から考える腎不全治療

ハリウッド俳優を目指している身としては、実際にテレビや映画で活躍をしている俳優のことが気になります。
流石にプロとなると演技が非常に上手くて勉強になる部分がたくさんあり、とてもためになるものです。
演技のことだけ見ていれば良いのですが、やはりその人となりも気になりますから、色々詳しく調べてみたりするのですが、中には重い病気を患いながらも活躍を続けて多くの人に感動を与えた人物がいたりするもので、それを知るのもまた面白かったりするものです。

名優アーネスト・ボーグナイン

アーネスト・ボーグナインはかなり古くから活躍している俳優なのですが、90を過ぎても現役で亡くなる直前まで活動をしていましたから、若い人でも耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
決して二枚目キャラではないのですが、逆にそれが親しみやすさを与える結果となってアメリカの映画界にはなくてはならない名優の一人となりました。
1951年に映画デビューをしてからは200本近い作品に出演をして、派手さはなくても確かな存在感を持つ俳優だったのです。
自分もアーネスト・ボーグナインの出演している作品を目にした機会は何度もあるのですが、確かに長年一線で活躍していただけのことはあると感じさせられる演技力の高さに感動を覚えました。
英語がそれほど得意なわけではないのですが、それでも演技力が高いということがはっきりわかるのが凄いところで、プロ中のプロといえる俳優の一人だと感じています。
超有名な俳優も良いのですが、このように味なる名優も良いものですよね。

腎不全になりながらも95歳まで生きた

アーネスト・ボーグナインの死が腎不全によるものだと聞いたときには、驚きでした。
腎不全でなくなる方は決して珍しいものではありませんから、死因としては特別驚くようなこともないのかもしれませんが、驚いたのはその年齢です。
腎不全になりながらも95歳まで生きたのは、病死と言うよりは天寿を全うしたという感覚に近く、病気を患いながらもこれほどまでに生きることができるのか、一線でも活躍できるのかと思うと驚き以外のなにものでもなかったのです。
今の時代は腎不全治療も進歩をしていますから、昔からすれば大きく寿命ものびたのでしょうが、それでも95歳まで生きるというのは簡単なものではないということはすぐにわかります。
そもそも、病気にならなくてもこれほどまでに長生きできるとは限らないわけですから、それを考慮すると二重に驚きです。
腎臓の病気を抱えつつ95歳まで生き俳優としても、一線で活躍し続けたアーネスト・ボーグナインは本当に凄いです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です