ウユニ塩湖ツアーで得たインスピレーションを演技に活かしたい

旅行とはかなりのコストと労力を使うもの、おまけに最近は犯罪の可能性や自然災害に遭遇した際の対応が求められています。
正直なところ「そこまでするメリットはあるのか」と考えていましたが、縁あっていく事が出来たウユニ塩湖ツアーでその考えが良い意味で壊されました。
あの美しい世界を目にしただけでなく、体感できたのはラッキーです。
あそこで得たインスピレーションを演技に活かしたいところですが、まずはその詳細を語っていきましょう。

旅行から感じられること

ウユニ塩湖ツアーは自分から進んで参加したわけではなく、仲間の誘いに仕方がなく乗ったものでした。
そのため当初は不満と不安が胸の中に渦巻いていましたが、空港に到着するな否や人生初めての衝撃を受けてそれらが吹っ飛んでいった事をよく覚えています。
空港内の雰囲気は日本とは別物で、空気も全く違っていました。
個人的には乾いていて、強いていうなら登山した時とよく似ています。
当たり前ですが街も異なっており、ツアーのスタートである首都リマの夜景はロウソクの灯のようで綺麗でした。
ありきたりな言葉ですが、目に映るものや耳にするものが全て新鮮で輝かしく見えて楽しかったです。

しかしそれもウユニ塩湖の絶景と比べたら、旅行から感じたものの一部でしかありません。
果てしない水平線と空を映した世界はとても広く、寒さを忘れて見入ってしまいました。
そして自分の世界がとても小さい事を思い知ったのです。たとえどんなに絶対的で残酷でも、この神様が描いた美しい世界からすれば小さいと感じました。

今後に繋がる旅行にしたい

当たり前ですが、演技の世界は厳しいです。
上下関係は絶対なので先輩の無茶ぶりにも応えなくてはなりませんし、運が左右するところもあります。
いくらハリウッド俳優を目指して頑張っていてもそれは当然で、その頑張りの奥にある悔しさや寂しさに耐えながら顔を上げなくてはなりません。
そんな事は平凡なほどに当たり前な話かもしれませんが、心の隅で「もう止めたい」という気持ちがありました。
けれどウユニ塩湖の美しさ、ひいてはそこから得たインスピレーションはそんな気持ちを浄化して安らぎを与えてくれたのです。
このインスピレーションをどのように演技に活かせるかは研究中ですが、少なくとも今後お金をかけるなら自分の経験がアップする旅行をしたいと考えています。
それほどまでにウユニ塩湖ツアーは考えを変えてくれました。
最初は不満を抱いていたものの、誘ってくれた仲間に感謝です。
なので詫びも込めて日本に帰ってしばらくして焼き肉を奢りました。


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